こんにちは!朝比奈です。
今回は、【満腹まで食べないと満足できない!】ということについての対策をお話します。
あなたは食事の際、いつも満腹になるまで食べていますか?
お腹いっぱい食べると幸福感がありますよね!
気持ち的には毎食お腹いっぱい食べたいところではありますが、
ダイエットをするとなるとそれをやってしまうと右肩上がりに体重増になってしまいますね。
実はある程度慣れてしまうと満腹まで食べなくても平気になるものです。
ただ、
これからダイエットする場合、もしくはダイエットをしているが
いつも腹八分で食事を終えていて実は不満・・
と思ってしまう場合もあると思いますので、その対策を考えてみたいと思います。
この満腹対策が理解できると、
『もっと食べたいな、食べたいな・・・』
という欲求が減りますので、ダイエットも成功しやすくなります。
それではこれから見ていきましょう。
目次
満腹まで食べないと満足できない!!対策は? 解説動画
満腹まで食べないと満足できない人・そうではない人の特徴を理解する
それではまず【満腹にならないと満足しない人】と【そうではない人】の傾向を
見てみましょう。
◇満腹にならなくても満足できる人
このタイプの人は、以下のような傾向があると考えられます。
1 美味しいものを適度に食べることによる快楽を理解している
2 満腹になることにより、仕事などのパフォーマンスが落ちることを理解している
3 食欲にコントロールされるのではなく、体の声を聞いて自分が食べたいと思ったものを
摂取することができる
4 1日3食に拘らず、食べたい時に少量食べれば良いという考えを持っているため、
『どうせいつでも食べられる』という余裕からわざわざ食事の都度、
満腹にする必要はないと考えている
◇満腹にならないと満足できない人
このタイプの人は、以下のような傾向がありますね。
5 食べて食べて、もう何も食べられないとなった状態でやっと満腹と感じ、
それこそが食事である、と無意識に感じている人
6 上記の2の逆で、食べ過ぎ→パフォーマンスダウンによる
様々なデメリットを理解できない(もしくは理解しているが我慢出来ない)
7 食欲に振り回されている
8 病気になるリスクが高まり、それによる医療費がかさみ、
さらには自分がやりたいことさえ、できなくなってしまう可能性が
高くなることを理解していない
9 質より量を重要視するため糖質を多く摂りすぎる傾向がある
糖質でお腹を満たすほうがそれ以外のタンパク質等でお腹を満たすより、
安上がりであるという理由もある
もちろん全ての人に当てはまることではありませんが、
そういう傾向があるということですね。
この状態を理解した上で、どのように対策をすればよいかを、
考えてみましょう。
取るべき対策は?
それでは対策を書いていきますね。まずは5番と6番についてです。
5 食べて食べて、もう何も食べられないとなった状態でやっと満腹と感じ、
それこそが食事である、と無意識に感じている人
6 上記の2の逆で、食べ過ぎ→パフォーマンスダウンによる
様々なデメリットを理解できない(もしくは理解しているが我慢出来ない)
こちらについては、一定の期間テストをしてみることをオススメします。
どのような事をするのかといいますと、
例えば毎回の食事で満腹まで食べている場合は、
【1日のうち1食でもいいので、満腹ではなく腹八分目で止めてみる】
ということを行ってみます。なるべくでしたら1周間ほど続けてみてください。
その結果どうなったかを検証しましょう。
例えば、
『あれ?自分は別に満腹じゃなくても全然平気じゃないか』
『1日1食だけ腹八分目にしたら他の2食の満腹がなんだか
きつく感じるようになった』
『満腹で食べていたときより眠くならないし、仕事の効率が上がった』
『最近感じたことのない体の軽さを感じるようになった』
などの気付きが得られると思います。
もし、それで1周間続けることができたら今度の週は
【1日2食を腹八分目にする】
ということを試してみてください。
そして、結果どうなったかを検証してください。
さらに続けられそうでしたら
【1日3食を腹八分目にする】
ということも試してみて結果を検証してください。
3週間もやればデータとしては有効であると考えられますので、
自分が心地良いパターンを採用してください。
おそらく、
『やはり3食満腹がいい!』
と感じるよりは、減らしていった場合のほうが心地良いはずです。
人間は快楽を求める生き物なので、快楽の質がこのように変化すれば
(毎回満腹まで食べる!) < (満腹まで食べないが他の部分の快楽が大きい)
おそらく、満腹にならなくても生活できるようになるでしょう。
3食すべてを腹八分にするのが理想ですが、
自分が検証したこの3週間の結果で心地良いものを選択すればそれでいいと思います。
他人が、
『あの方法がいい、この方法がいい』
と言った事を試すより、自分で試した結果得られた情報のほうがよっぽど信用できます。
また今回の検証により、
6 上記の2の逆で、食べ過ぎ→パフォーマンスダウンによる
様々なデメリットを理解できない(もしくは理解しているが我慢出来ない)
という項目も自然に理解できるようになります。
明らかに体が軽く、頭が働くようになりますからね!
それでは次の項目を見ていきます。7番と8番ですね。
7 食欲に振り回されている
8 病気になるリスクが高まり、それによる医療費がかさみ、
さらには自分がやりたいことさえ、できなくなってしまう可能性が
高くなることを理解していない
こちらについては、どんな生き物でも食欲に振り回されているとは思いますが、
幸運なことに、人間は食欲を忘れるほど何かに没頭することができるものです。
食欲に振り回されているのは、何か他に食べることを忘れるほど没頭するものが少ない、
もしくは、8番の項目のような未来を想像できない事が考えられますね。
対策としては、自分が夢中になれる何かを見つけると良いと思います。
『夢中になるものはあるけど、それでもたくさん食べたいよ!』
という声も聞こえてきそうですが、それはまだ夢中になる程度がそんなに
高くないのかも知れません。
ですので、現在やっていることをもっと深掘りするか他のことを新たに
始めてみるのもいいかもしれませんね。
さらに本気で夢中になれることが発見できれば、8番の項目の
やりたいことができなくなる = 不快
ということが理解できてきますよね。
『こんなことで食欲をコントロールできたら苦労しないよ!』
ともし思うのであれば、まずは5番の項目のところで話したように、
一定期間は試すようにしてください。
【何か他に夢中になれるものを探す →
もし見つかったらそれに打ち込むようになったら食欲がどう変わるか】
という事についてですね。
何か夢中になるものが新たに見つかれば食欲のことに関してだけではなく、
人生の充実度も上がると思いますので、一石二鳥だと思いますよ!
次に8番のほうの病気に関しては、病気になってしばらくの間
体が動かなくなった等の具体的な経験が無いと想像できないかも知れませんが、
満腹食べ → 病気 → お金減少激しくなる → その上死期早める
このような単純な図式が成り立つことを理解しておくだけでも、
満腹を制限するひとつのきっかけになるのではないでしょうか。
最後の9番について見ていきます。
9 質より量を重要視するため糖質を多く摂りすぎる傾向がある
糖質でお腹を満たすほうがそれ以外のタンパク質等でお腹を満たすより、
安上がりであるという理由もある
質より量と考えるとどうしても糖質が多くなりがちです。
牛丼屋などで、ご飯特盛り!にするなどですね。
こちらについては、(1日1食を満腹まで食べない)場合と同様に検証するようにしましょう。
このようにしてください。
(–検証方法ここから–)
まずは満腹になることはよしとするという条件のもとで、
ご飯は普通盛りで、肉大盛りにしたり、焼き魚を加えたりして糖質以外で
満腹になるポイントを探す。その際お金が余計にかかっても気にしない
検証のためということで割り切ること
次に、ご飯を小盛りにした状態で同じように検証する
そうすると最低限の糖質量で、満腹になるポイントがわかるようになる
それがわかったら一週間ほど続けてみて、
特に違和感なく続けられるかを確認する
もし続けらるようなら継続する。ただし、このやり方を実行すると牛丼屋なのに
1食千円!という金額になったりするのでばかばかしく感じるようになる
そのように感じたら和食系のレストランなどで、なるべくタンパク質系のおかずが
多いメニューを選択し、それを食べるようにする
ここまで来れば、同じ満腹で食べるということでも、糖質大量の満腹よりは遥かにましな
食事になる
(–検証方法ここまで–)
という流れですね。理想としては5番の対策(1日1食を腹八分目にし・・・)に
つなげていくと尚良いですね!
お金がかかるようになるとそれが不快なので、あまり使わないように考えると思います。
でもお金をかけて糖質少なめの食事で満腹になってみるというテストをしてみると、
糖質多めの満腹時より幸せ度が高いことが理解できると思います。
『お金はかけたくない・・・、でもあのタンパク質多めの満腹も捨てがたい・・・』
という悩ましい考えに至ると思うので、そうなったときこそ(1日1食を腹八分目にし・・・)の
パターンにつなげていくと尚よいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いくつか満腹対策を挙げてみました。
自分が実践できそうなことから手を付けていっていただき、
最終的には、
満腹になるまで食べないということが普通
という状態にもっていければ最高ですね!
世の中には満腹以外の快楽がたくさんありますからその快楽を
享受するためにも、満腹食は少なくするようにして病気になりにくい体を
維持しつつダイエットを進めるようにしてくださいね!
今回の記事がお役に立てれば幸いです。