こんにちは!
今回は、
【残さず食べるをやめる!その方法は?】
という事について書いてみたいと思います。
あなたは、毎食残さず食べていますか?
もし、残さず食べているのでしたら、毎食少量の場合はともかく、量が多い場合でも
そのようにしているのであれば、注意が必要です。
ダイエット時には、
【残さず食べるべきである】
という考え方が致命的な失敗の原因になるかもしれないからです。
ただし、考え方を変えれば残すことに違和感を感じないようになりますので、
まずはその考え方を身につけ、ダイエットに挫折しないようにしましょう。
それではこれから見ていきましょう。
目次
食事量を減らすコツは残さず食べるをやめる事! 解説動画
なぜ残さず食べているのか?その理由と対策を考える
あなたは食事を残さず食べる理由をご存知ですか?
そしてそれに対する具体的な回答ができますか?
もしそれが回答が出来ない場合、それは惰性で、もしくはただ(いままでそうしてきたから)
という理由でその行動をしている可能性があります。
ダイエットをする際には、残さず食べる事を徹底していると、食べ過ぎの原因になり、
うまく体重が減らず挫折するということにもなりかねません。
どんなに食事量を減らす、カロリーを減らす、というような努力をしても、
この部分を解決できない限り失敗をする可能性は高いです。
失敗を避けるために、残さず食べるという考え方の根拠は何か?を考え、
『その考えは本当に正しいのか』
と言うことを自問自答してみると良いでしょう。
それではまず、(残さず食べる)の理由として考えられる例を挙げて対策を
考えていきましょう。
子供の頃にそのように教わって今も続けている
これは結構良くある回答ではないでしょうか。
学校でも家でもそのように教わることが多いですよね。
子供の頃はいいとしても、大人になっても続けているのであればその理由が
何なのかを考えてみる必要があります。
もし、惰性で続けているのであれば、それは続ける根拠のないことなので、
すぐにその習慣はやめてしまいましょう。
この(残さず食べる)以外にも、昔教わった事で理由を考えたことも無く今も続けている、
ということはあるかと思います。
まずはそういう考えをしてしまうという部分の意識を、
常に疑問を持って考える方向へ変えていくことが大切だと思います。
残すと料理(食材)を作ってくれた人に申し訳ないから
こちらについては、気持ちはわかります。
外食時ならともかく、特に家で家族が作ってくれたご飯を残すのは心苦しいものが
ありますよね。
ですので、料理を作ってくれる家族の方には初めから、
『ダイエット中なので量は控えめにしてちょうだい』
などと伝えておくと良いかもしれませんね。
そうすれば、いつもより少ない量が出てくるので、全部残さず食べることが
出来ますよね。
また、外食の際には量の調整が難しいことがあります。
いつも行っているようなところなら、どの料理がどのくらいの量か把握しやすいため、
店員さんに、
『おかずの量を半分にして!スープを半分にして!』
などと伝えやすいですが、行ったことない店ですと量がわからないので、
なんとも伝えにくいですね。
その場合は、通常通り頼んでしまって多いと思ったら残してしまってください。
もし作ってくれた方(この場合は厨房で料理を作っている人)に申し訳ないという
気持ちがあったとしてもそもそも、
厨房の人は、誰がどれだけ残したかなど気にしていないし、
そういうことを気にしていたら仕事にならない
そんなものなのです。
例え厨房の人が誰がどれだけ残していたかを気にしているとしても、
あなたが残さず食べる理由にはなりません。
ですので、気にせずに残してください。
また、自宅やお店とは違って、
『食材を作ってくれた人に申し訳ないから』
という考えもあるかもしれません。
確かに一生懸命苗を植えて、世話をして収穫して・・・
という事をしていただいているのは大変ありがたいのですが、
そういう理由だから残さず食べるという理由はあまり合理的ではありません。
食材を作ってくれた方も、お店の厨房の方と同様に誰が自分の畑で作ったものを
食べるのかなんて気にしていません。気にしたところで分かるわけはないですからね。
ですので、あなたも全く気にする必要は無いのです。
せっかくお金を払ったから食べないともったいない
この理由については、確かに一番私も同意できる理由ではあります。
ただし、これは時と場合によります。あなたの今の目的は何ですか?
ダイエットすることですよね?
お金がもったいないということで、残さずに食べてダイエットが失敗する可能性を
上げてしまうことと、気持ち的には引っかかる点はあるが、あえて残すという選択をし、
ダイエットが成功する可能性が上がるのはどちらがいいか?ということを考える事が
重要です。
この考え方、
『せっかくお金を払ったから・・・』
『これだけ投資したから今やめるのはもったいない』
『これだけ勉強したから今やめるのはもったいない』
これを行動心理学では(コンコルド効果)と言うそうです。
生活のいろいろな場面で出て来る考え方なので、一度リンク内を確認することを
オススメします。特に(主なコンコルド効果の一例)という部分をお読みください。
ダイエットでこの考えを持っているとかなりの確率で失敗すると思いますので、
ご注意ください。
お金がもったいないに関してもう一つ挙げておきます。
時々食べ放題のような店に行くこともあることでしょう。その際に、
『よ~し!元をとるぞ!』
などと考えているとこれもダイエット失敗原因になります。
その気持ちは非常にわかりますが、他の事についてはともかく、
ダイエットについては(元を取る)という考え方は捨てるようにしてください。
残さず食べる、という事を続けていると結局は、
・体重が減らない
・不健康になる可能性が高い(摂取過剰)
・体がだるくなったり、疲れやすくなる
・将来的に医療費が多くかかる可能性が高い
このようになってしまう可能性が高いです。
体の声をよく聞いて、自分がもうこれ以上は不要と感じたら、スパッと食べるのを
やめてください。
『残している状態が美しくない』
例えそう思われたとしても上に上げた4つのデメリットと比較すれば
残すほうが良いことが理解できるでしょう。
ひとつ注意していただきたいのは、私は今回はダイエットをしている観点から
(残さず食べる)という事を当たり前にすることはは控えましょう、
と言っているということは理解しておいてください。
まとめ
いかたでしたでしょうか?
(残さず食べる)についての考え方と対処方法が理解できましたでしょうか。
残さず食べないほうが見た目にも気持ちいいのはわかりますが、
今はダイエットに集中するため、
『状況によっては残すこともしょうがない』
このように考えていただくと良いと思います。
これは慣れですので、しばらく残したりしているとその行動に
違和感を持たなくなりますので、それまではぐっとこらえて我慢して残すように
してくださいね。
今回の記事がお役に立てれば幸いです。