こんにちは!朝比奈です。
今回は、
【糖質摂取による糖尿病発症の恐怖心をダイエットに利用しよう!】
ということで書いていきます。
あなたはご自分が現在接収しているものが将来、病気につながるのでは?
と考えたことありますか?
現在の食事が将来の病気に影響する可能性は実はかなり高いのです。
それはなんとなくあなたも感じていることでしょう。
今回は病気になるとどうなってしまうのか?
という観点からダイエットについて書いていきます。
今回の内容をお読みいただくことで、
食事を見直さないと将来病気になる可能性が高いという事を意識しながら
ダイエットすることにより、なんとなく実践している状態より
成功率をアップさせる
ということが理解できるようになります。
それではこれから見ていきましょう。
目次
糖質摂取による糖尿病発症の恐怖心をダイエットに利用する! 解説動画
恐怖を行動する源にする考えを持つ
以前、肥満の方がダイエットをしなかったら?という内容を書いたことがありました。
関連記事:肥満の人がダイエットをしなかったら?デメリットを知れば行動できる!
こちらの記事で、肥満だとどのような病気になりやすいかということを
書いています。
(脳卒中、心臓病、高血圧、高脂血症、糖尿病、
睡眠時無呼吸症候群、腰痛・関節痛)
この中で今回は糖尿病についてのみ説明をしていくこととします。
なぜ糖尿病についてお話するのかと言いますと、以下の事をお伝えしたいためです。
糖尿病になるとこうなる → ほら怖いでしょ!
→ 今からあなたも気をつけて! →
気をつけた結果、健康はもとよりダイエットも成功しやすいよ!
なぜわざわざこのような流れにしたかといいますと、ダイエットは真剣にやらなくても
特に死ぬわけではなく恐怖もありません。
このような状態の場合、すぐに挫折してしまいます。
例えば、サラリーマンの方が仕事を辞めて『よっし!起業するぞ!』と
なったとします。
この人が、貯金が2000万程ある、50万しかない、
この2つのパターンがあるとしたら、後者のほうが
『早く起業して、収入を得なくては!』
とあせりますよね?
当然ですね。生活できなくなる可能性が高いわけですから。
このように、
【絶対に●●しなければならない】という必然性があれば人は行動できるのです。
今回はこの考えを応用した形になります。
【今から食事を変える意識を持っていないと将来悲惨な状態になる】
このような感じですね。
それでは前置きが長くなりましたが、どう悲惨になるのかを見ていきましょう。
糖尿病の怖さを理解する
では、糖尿病について説明していきます。
糖尿病には2つのタイプがあります。(正確には4つありますが今回は割愛)
1型糖尿病
膵臓が正常に機能せず、インシュリンが分泌されないため
血糖値を下げるという作用を自分の体だけで行なえない
2型糖尿病
一般的に『糖尿病』というとこちらを指している。全体の99%が2型。
偏った生活習慣を続けると発症するもので、インシュリンの働きが
悪くなったり分泌量が極端に少なくなったりする
引用元:糖尿病の原因 : 糖尿病の4つのタイプとその原因とは?
どちらもインシュリンの働きが悪くなるという点では同じですが、
2型ですと生活習慣を改めれば改善する可能性があります。
1型は対処がなかなか難しいようですので、今回は2型にしぼってのお話と
させていただきます。
ここからがちょっと怖いところなのですが、
糖尿病について以下のようなデータがあります。
1 患者数は、316万人
2 年間死亡数は、1万3,669人
3 成人の失明原因の第2位が、糖尿病が原因の眼(網膜)の病気
4 血液透析が必要になる原因の第1位が、糖尿病が原因の腎臓の病気
5 糖尿病の患者さんの脳卒中の危険は、糖尿病でない人の3倍
6 糖尿病の患者さんの心筋梗塞・狭心症の危険は、糖尿病でない人の3~4倍
引用元(26年のデータ)
あなたはこのデータを見て、『自分には関係無い』と思いますか?
まずはひとつひとつの内容について見ていきましょう。
1 患者数は、316万人
患者が300万人もいるということは、日本の人口の20歳以上で考えたと
してもかなりの確率で罹患する恐れがありますよね。
おそらく周りを少し見渡せば糖尿病の方はすぐに見つかるでしょう。
2 年間死亡数は、1万3,669人
こちらはそんなに多くはないですが、糖尿病から別の病気を発症し、それで亡くなったというパターンを含めるとこの数字以上になると思われます。
3 成人の失明原因の第2位が、糖尿病が原因の眼(網膜)の病気
これどうですか?失明はかなり痛いですよね。例え体が動くとしても
目が不自由だと家事なども難しくなり、普通に生活すること自体が
困難になってしまいます。
4 血液透析が必要になる原因の第1位が、糖尿病が原因の腎臓の病気
人工透析をするようになると大分辛いようですよ。
【糖尿病発症→腎不全→人工透析開始】 という流れが多いようです。
週に3回、一度につき4時間程度は治療のため拘束状態になってしまいます。
さらに医療費は毎月15万かかります。が、特定疾病療養受領の手続きを
行うと月に1万で済むようです。といっても一生続くわけですからかなり
痛いですよね。
週に3回4時間も時間をとられると場合によっては、
お勤めをされている方は転職を余儀なくされるかもしれません。
さらに海外旅行などは怖くていけないですよね。
外国で何かあって透析しなければならない・・・なんてなってしまいますと
いくらお金がかかるのやら・・・という風になってしまいますね。
5 糖尿病の患者さんの脳卒中の危険は、糖尿病でない人の3倍
6 糖尿病の患者さんの心筋梗塞・狭心症の危険は、糖尿病でない人の3~4倍
これは恐ろしいですね。
ご存知かもしれませんが死亡順位としては、
1位 がん(悪性新生物)
2位 急性心筋梗塞
3位 肺炎
4位 脳卒中
このようになっています。(平成27年データ)
はい、めでたく2位と4位に食い込んできました。
こうなると自分には関係ないどころではなくなってしまいますよね。
通常の人より3倍と3倍~4倍。これは無視できない数字ですよね。
すぐにでもできる対策を行い、健康とダイエット成功を勝ち取る
ここまで見て分かる通り、糖尿病になってしまいますと、いろいろな病気を
併発してしまい、お金もかかり、他人の世話になる可能性も高くなり、
自分がやりたいこともできなくなってしまいます。
糖尿病の悪の根源はインシュリンの分泌が減ってしまうことです。
では、そのインシュリンの分泌を必要とさせてしまうのは?
そうです。
糖質です。
タンパク質・脂質を摂ってもインシュリンは出ません。
糖質のみがインシュリンを分泌させるのです。
そしてその分泌が過剰になると膵臓は疲れ果てて、正常に機能しなくなり、
糖尿病となってしまうのですね。
あとは上記で1~6で書いた悲惨な状態になるだけです。
では、現時点で出来ることと言えば何か?
糖質を減らすこと
です。
主にお米・パン・麺などですね。
それ以外にも沢山の食品に糖質は入っていますが上記の3つが日本人が
最も摂取が多いものだと思いますので挙げてみました。
ちなみにお米は茶碗一杯分で角砂糖17個分と同じだそうです。
あなたは、角砂糖17個をいれた水を飲めますか?
甘くて飲めませんよね。でもお米ではこれと同様のものが摂取できてしまうのです。
体にとっては、口から入るものが砂糖だろうがお米だろうが同じです。
そしてお米を摂ると大量のインシュリンが分泌されるわけです。
またこれは参考ですが、
【米どころ】ではそうでないところより死亡率が高いというデータもあるようです。
ちょっと古い本ですが、この本の著者の近藤先生は、日本の990以上の村や街を歩き、
【食習慣が寿命に与える影響】をまとめたものです。
その結果、
『米を大食いする村や街は短命』
という結論が出たようです。
また、江戸時代(それ以降も)などには脚気(かっけ)という病気があり、
その病気はお米をガッツリ食べている人の発症率が高かったようです。
昔は庶民は米は作っても年貢として納めていたようですから、この場合、庶民は脚気にならず、
『お代官様~~』は脚気になっていたようです。
2つほど例を挙げてみましたが、お米(糖質)は昔からこのように悪さをしていたのですね。
それが現代は、お米など食べ放題といってもいいような状態になっています。
実際、毎日食べている方も多いでしょう。
しかし、その生活を続けていると待っているのは糖尿病、という可能性が非常に高いです。
糖尿病になると・・・上記でお伝えしたとおりの悲惨な状態になりますね。
ちなみに、食後に眠くなる時がありますが、それは体が
『摂取をやめてくれ~~』
と言っているサインだと思ったほうが良いです。
食べすぎたからではありません。糖質を摂取したから眠くなるのです。
そして、体は毎日、『やめてくれ~~』と言っているのにも関わらず、無視して今までと同じ食生活を続けていると、
『もう疲れたよ・・・』
となり、膵臓が疲弊しまくってインシュリンを分泌しなくなり(減少し)、糖尿病へ・・・となるわけですね。
今からでも糖質を控えることにより、将来的に糖尿病になる可能性は
低くなります。
そしてそれを行った副産物として、『痩せることができる』のです。
ダイエットの成功の可能性も高まり、病気の予防にもなる、
こんな効率の良いことは無いように思いますがあなたはどう思いますか?
ぜひ、
『糖尿病は避けたいな・・・、痩せたいな・・・』
この2つの思いが同時にあるのであれば
今日からでも糖質を制限することを実践してみてくださいね!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
糖尿病の怖さは理解できましたか?
そしてその恐怖心を利用してちゃっかり痩せてしまおうという考えも理解できましたか?
怖さがわからないから糖質を取り続けることになるのです。
ちなみにもう少し怖い状況をお伝えすると、
心不全や認知症、下肢切断
の原因にもなりうるようです。
そして結果的に、
糖尿病 → 様々な病気 → 生活に苦労 → 死
このようになってしまうのですね。
糖質を摂取する際にはいつも上記のフローを思い出してください。
『あ、また死に一歩近づいたな』
このように感じるようにすると良いでしょう。
これはおどしでもなんでもなく、実際にそうですので仕方ないですね。
さてあなたは、糖質を控えて健康とダイエット成功を手に入れますか?
もしくは、おいしい糖質をこれまで通り摂取して糖尿病へと突き進みますか?
選択するのはあなたです。
今回の記事がお役に立てれば幸いです。